



キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)のキリン食生活文化研究所では、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき、2007年の世界主要国、地域および各国民一人当たりのビール消費量をまとめました。この調査は1975年分から統計開始しています。


2007年の世界のビール総消費量は、前年より約928万kl(大びん633ml換算で約146.6億本)増え、約1億7,552万kl(前年比5.6%増、大びん換算で約2,773億本)で、22年連続の増加を記録しました。東京ドームをジョッキに見立てると、約142杯分(東京ドーム1杯は約124万kl)に相当し、前年から約7.5杯分増加。大阪ドームでは、約146杯分(大阪ドーム1杯は約120万kl)で、約7.7杯分の増加となりました。世界経済の好調や、世界の年間平均気温が高温(気象庁の統計開始以来6番目※の高さ)であったことなどが増加要因と考えられます。
※1891年から統計開始。
国別では、2003年から1位の中国が、5年連続で1位となりました。また、経済が好調なブラジルは高い増加率で順位を上げ、世界第4位になりました。成長市場のアジアでは、ベトナムが高い増加率となったほか、ヨーロッパでは、ロシア、ポーランド、ウクライナ、ルーマニアが高い増加率を示し、全体の消費量を押し上げました。
日本は、少子高齢化、嗜好の多様化などの影響で微減となり、順位を7位に落としました。



2002年以来5年ぶりに全ての地域でプラスとなりました。最大市場のヨーロッパは、ロシア、ポーランド、ウクライナ、ルーマニアなどが牽引し、3.3%増となりましたが、成長市場のアジアは、それを大きく上回る増加率でヨーロッパに肉薄しています。



チェコは15年連続で1位ですが、上位国の定番となっているアイルランド、ドイツ、イギリスなどとともに市場の成熟化から減少となっています。一方、ポーランド、ルーマニア、ロシア、ウクライナは増加傾向にあり、順位も上がっています。
日本は、大びん(633ml)換算で、昨年比約0.2本減少しました。
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