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世界の消費量は1.4億キロリットル(東京ドーム110杯以上)。持続的成長を続けているアルコール飲料のキングたるビール。世界のビール大国をビールの種類と味わいという視点から3つ挙げるとするとドイツ・英国・ベルギーとなろう。
そのなかで今回は、世界で最も「生ビール文化」に拘りをもつドイツを覗いてみよう。
ドイツと言えばビールの国。そのイメージは、世界最大のビールの祭典、オクトーバーフェストや世界最大のビヤホール、ホフブロイハウス(ミュンヘン)などで飲む1リットルの大ジョッキ入りの生ビールであろう。しかし、この飲み方はドイツ人の代表的なものではなく、南ドイツ(バイエルン地方)のスタイル。このジョッキの南独ビール文化に対して、ライン川以北の北独はグラススタイル。北独は、南のジョッキスタイルを馬のションベンビールとこき落し、南独は北(0.25〜0.4リットルグラス)をチマチマけち臭いと揶揄する。ビールに纏わるジョークには事欠かないドイツであるが、グラス飲みスタイルを世界のどこでも通用するちょっとおしゃれなビヤパブとして誕生させたのがケーニヒ社なのである(http://www.koenig.de)。1978年10月、欧州の日本人村たるデュッセルドルフから車で約30分のデュイスブルク駅前にオープンしたケーニヒ・シティ(Koenig City)。その設計コンセプトは、「英国のパブとドイツのクナイペ(居酒屋)の双方がもつ伝統的な良さを融合させ、ビールを通じたくつろぎの場を提供する市民のミーティング・ポイント。店内のどこからでも見える中央部分に生ビールを注出するディスペンス・エリアを店のシンボルとして馬蹄形のカウンターを配置」することである。
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